2010年5月4日火曜日
2010.5.3 豊橋鉄道市内線【1】
豊橋鉄道には、豊橋から渥美半島の中ほどの三河田原までを結ぶ渥美線と、豊橋市内を走る路面電車の市内線とがある。市内線は正式には東田(あずまだ)本線と呼ばれる。
市内線の路線は末端で2方向に分かれる。日中は駅前-赤岩口と駅前-運動公園前間の電車が交互に行き来し、7分間隔の運転。朝夕には競輪場前折り返しの電車も走る。
一日乗車券もありこれで気兼ねなく利用できる。
因みに通常乗車は1回¥150均一。
JR豊橋駅前は駅ビルの2階部分がテラス状に張り出しており、その下の部分にバスターミナルと並んで市内線の乗り場がある。
「ほっトラム」と呼ばれる最新車両がやって来た。
バリアフリーな低床車、エコな乗り物としても昨今注目を浴びているLRV車両。
上から見るとこんな感じ。
屋根も駅ビルから続いており雨の日も傘をささずに乗れる。
発車を待つ。
さて乗ってみた。札木-市役所前間の交差点のカーブを曲がるところ、地面を滑るような走りが心地よい。
ということでまずは一気に終点、赤岩口へ。
ホームの少し先で線路は途切れている。
その手前で車庫へ向かう引込み線が分かれている。
赤岩口車庫。
留置車両。多くの車両は全面広告が施されている。黒の780形は2005年に廃止された元名鉄岐阜市内線・揖斐線を走っていたもの。
3500形は元都電荒川線7000形。
3200形は元名鉄580形、美濃町線を走っていた。昭和30年代初頭に造られた古参車両。
その奥の800形も名鉄美濃町線を走っていたもの。こちらは2000年に製造された低床構造の、まだ比較的新しいLRV車両。
そんな感じで外から車庫を眺めたあと折り返しの電車に。これも旧岐阜市内線・揖斐線を走っていた780形。派手な広告だがあちらの廃止前には何度か足を運んでいたので見慣れた形の車両だ。
一駅戻って井原で下車。ここでは運動公園前へ向かう線路(写真右)が分岐している。
分岐先に運動公園前行きののりばがある。ここのカーブは半径11mで日本の鉄道で最も急なカーブとのこと。一部の車両(T1000形と800形)はここを曲がれないので赤岩口方面専用の運用となっている。
YouTubeに他の方の映像があったのでご参考までに。
そんな井原駅から運動公園前方面へ、今度は歩いて行ってみる。途中で豊橋駅前行きの電車が走り過ぎていった。
(続く)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿